テリバザンショウ

テリバザンショウ

ガイド仲間数人から「これ何?」と質問されていた植物。気になっていたのだけど、なかなかちゃんと調べていなかった。葉の主脈上に鋭い刺が生えているのが特徴。
今日、これがたくさん生えている場所に行ったので、じっくり観察をした。結果、「テリバザンショウ」と同定しました。ミカン科のつる植物で、和名から類推できるとおり、山椒の仲間。だから葉に芳香がある。国内の分布は久米島と八重山諸島。国外では台湾・中国南部・東南アジア・ニューギニア・オーストラリア。花は1〜3月頃咲くそうだ。楽しみにしていよう。学名は Zanthoxylum nitidum。[2006/9/19]


西表島の自然 表紙 > やえやま写真帳 2006年9月 > テリバザンショウ