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モクレン門 モクレン綱 キク亜綱 アカネ目 アカネ科
シマミサオノキ Aidia canthioides (Champ. ex Benth.) Masam.
ホソバシマミサオノキ

分布/奄美大島,徳之島,沖縄島,久米島,石垣島,西表島,与那国島;台湾,南中国
生育環境/湿った常緑樹林内
生活型/常緑小高木

湿った常緑樹林内に生育する常緑の小高木。高さは4〜5mになる。
葉は対生し、長披針形〜長楕円形で先端は尖る。薄い革質、両面とも無毛、縁は全縁。
花は葉の脇に数個つき、小さく目立たない。クチナシの花を小さくしたような形で、色は白色〜クリーム色。3月下旬〜5月上旬に開花する。
果実は球形。未熟なうちは緑色で、熟すると黒色になる。
西表島のイノシシ猟は跳ね罠を使うことが多く、その跳ね罠のバネ木に使われることがある。

シマミサオノキ - 開花 シマミサオノキ - 開花
開花 【2012/4/9 古見】
開花 【2012/4/9 古見】
シマミサオノキ - 結実 シマミサオノキ - 葉
結実 【2005/11/22 大富亜熱帯展示林】
葉 【2005/4/25 ピナイサーラ】
シマミサオノキ - 葉表面 シマミサオノキ - 葉裏面
葉表面 【2012/4/9 古見】
葉裏面 【2005/4/25 ピナイサーラ】
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2013/9/17 公開
2013/9/25 改訂

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