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ウラボシ門 ウラボシ綱 チャセンシダ目 ツルシダ科
タマシダ Nephrolepis cordifolia (L.) C.Presl

分布/本州(伊豆半島以西の太平洋岸),伊豆諸島,四国(南部),九州,南西諸島,世界の熱帯〜亜熱帯
生育環境/海岸から低地の陽当たりのよい岩上や石垣
生活型/常緑

海岸から低地の陽当たりのよい岩上や石垣に生育する常緑のシダ。
ほふく枝を出して広がる。根に球状の貯水器官をもち乾燥に耐えることができる。
葉身は80cmまでなり、羽片は100対を超えることがある。羽片は長さ2-3cmで、基部は非対称で耳状の突起がある。
胞子嚢群は円腎形で、羽片の中央からやや葉縁よりに一列に並ぶ。
鉢植えや切り花などに用いられる。

タマシダ-群落 タマシダ-葉身
群落 【2006/11/24 沖縄県読谷村座喜味城跡】
葉身 【2013/1/1 祖納】
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2014/4/22 公開

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